展示が多かったPC-8001mk2。すみやパソコンアイランドの思い出。

ほしかったのはPC-8001でしたが、
当時(1980年代)大流行のPCショップではあまり展示はありませんでした。
で、代わりによく展示されていたのがこれ。


PC-8001mk2でした。
多分同じことができるんですが、
なんか「かっこわるい」と思ってました。なんか出っ張りが・・・笑
サイズも大きくなってしまって、コンパクト感がありませんでした。
好きなPCはPC-8001でしたが殆ど触ったことはなく、触ったことがあるのはこのmk2の方でした。

それでもやっぱりなんとなくX1より好きでした。
(高いX1を選んでくれた親よ、ごめん 笑)

当時の静岡では、すみやパソコンアイランド、というショップが有名でよく連れて行ってもらいました。
小学生ながらBasicの本など読み多少勉強していましたので、プログラムなど作ってみて遊んだりしていました。
(家でやれば、って話ですよ 笑)

急に思い出しました。
当時ファミコンも流行っていて、ハイパーオリンピック、と言うのがありました。
あれ、ボタンが2個あるから、ずーっと、交互に押すんだと思っていました。
でも、そうじゃなくて、あくまでも連打するのは一つのボタンで、もう一つはハードルとか息継ぎとか
そういう機能を持ったボタンでした。
私はなぜか、交互に押したほうが面白いんじゃないかと、作り始めました。
確か、テンキーの4と6を交互に押すと人に見立てたスペードマークが右に移動するというだけのものでした。
なんとか完成させ、スペードが左から右に行くと終了する、という「ソフト」ができました 笑
その時点で、人も並んでいたので断念。
次の子供が開口一番「なにこれ、つまんない」ひどいですよね 汗
ところが・・・
その様子を見ていたのか、バイクのメットを抱えたお兄さんが声をかけてきました。
「パソコン好き?」
「いつもプログラム作ってるの?」
等など・・・いまだと小学生に声をかけるなんて憚れるのですが(ホント嫌な時代になりましたね)
当時パソコンに詳しい知り合いなんて全然いなかったので、すごく嬉しかったのを覚えています。
いろいろ褒めてくれたような気がします。あのお兄さんは今はどうしているのでしょうかね・・・。

あと、もう一つ思い出した。こっちもちょっとほろ苦い。
当時すぐテープドライブ壊れるX1のソフト「フラッピー」を持ってすみやにいきました。
買ってもらったばかりなのに、肝心のX1が壊れて遊べなかったのです。
お店の人に頼んでインストール(というのかな?)させてもらい遊ばせてもらいました。
ところが、そんなゲームがはいっていると子供が並んでしまいます。
早く変われよ、そんな野次が飛び始めます。
おい、まってくれよ、このゲームは僕んのだし、お店のものじゃないんだよ。なんでやらせなきゃならないんだ。
たしかにパソコンは店のものだけど・・・。
「いいよ分かった。じゃあ変わってやる」
心のなかでそんなことを思ったか覚えていませんが、変わることにしました。
でもタダでは変わりません。
電源ボタンをブチン、と一度きり、もう一度電源を入れたのです。
こうすればフラッピーは綺麗サッパリ消えてしまうからです。
今思えば意地悪なことをしましたかね・・・。