結構憧れのJR-100
マイコンベーシックマガジンによく広告が載っていて私を魅了していたPCがある。
それがJR-100だった。
地方のPCショップなどにも展示されることもなく、結局触ることはできませんでした。
なので、実際のサイズ感はわからないのですが、
美しいカラーリングとコンパクトさ。
これでちゃんとパソコンなのだから、スゴイ!、と思っていました。
いまおもえばX1のほうがずっとずっといいのですが、
無骨なX1と比べても、この小ささは素敵だと思っていました。
色はグリーンのみだし、解像度も多分低い。
そして、キャラクタ定義ができたのです。
X1はもっと高機能だったのですが、
高機能すぎて扱いづらかった感じがします・・・。
何より価格。
54,800円という価格は当時、かなり安かったです。
無理に30万のPCを買うより、こういうので試してみるのが正解だった気がしますが、
当時の人々の感覚として、「無理していいのを買ったほうがいい」という気概があったように思います。
そういうのが裏目に出て、こういう格安PCはいがいと売れていなかったような気がしますね。
実際にはどうだったのですかね・・・。
この後にJR-200と言うのが出ています。
少しデザインが悪くなって、魅力がなくなっています。
こちらも、とうとう触ることができませんでした。
同じくらいの頃に発売していたパソコンとしてはM5が浮かびます。
JR-100もM5も独自規格でした。
このあと格安PCはMSXが一択になっていきます。
どこもかしこも格安PCとしてMSXを出していたので、少し面白くなかったですね。
独自規格の変態PCが好きでした 笑
JR-100はゲームソフトが発売されていなかったように記憶しています。
すべて、自分で、解決。
そういうストイックさにも憧れましたね。
今で言うともしかして、IchigoJamが近いんじゃないですかね??
IchigoJamのプログラミング画面を見ていると、JR-100が浮かびます。
IchigoJamは結構遅いので、下手すると、あの頃のPCよりも遅いかも・・・。
古いPCを楽しみたければやはりエミュレーターのほうが良いかもしれません。
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