結構憧れのJR-100

2017年5月26日

マイコンベーシックマガジンによく広告が載っていて私を魅了していたPCがある。
それがJR-100だった。

地方のPCショップなどにも展示されることもなく、結局触ることはできませんでした。

なので、実際のサイズ感はわからないのですが、
美しいカラーリングとコンパクトさ。
これでちゃんとパソコンなのだから、スゴイ!、と思っていました。

いまおもえばX1のほうがずっとずっといいのですが、
無骨なX1と比べても、この小ささは素敵だと思っていました。

色はグリーンのみだし、解像度も多分低い。
そして、キャラクタ定義ができたのです。
X1はもっと高機能だったのですが、
高機能すぎて扱いづらかった感じがします・・・。

何より価格。
54,800円という価格は当時、かなり安かったです。

無理に30万のPCを買うより、こういうので試してみるのが正解だった気がしますが、
当時の人々の感覚として、「無理していいのを買ったほうがいい」という気概があったように思います。

そういうのが裏目に出て、こういう格安PCはいがいと売れていなかったような気がしますね。
実際にはどうだったのですかね・・・。

この後にJR-200と言うのが出ています。
少しデザインが悪くなって、魅力がなくなっています。

こちらも、とうとう触ることができませんでした。

同じくらいの頃に発売していたパソコンとしてはM5が浮かびます。
JR-100もM5も独自規格でした。
このあと格安PCはMSXが一択になっていきます。
どこもかしこも格安PCとしてMSXを出していたので、少し面白くなかったですね。
独自規格の変態PCが好きでした 笑

JR-100はゲームソフトが発売されていなかったように記憶しています。
すべて、自分で、解決。
そういうストイックさにも憧れましたね。

今で言うともしかして、IchigoJamが近いんじゃないですかね??
IchigoJamのプログラミング画面を見ていると、JR-100が浮かびます。
IchigoJamは結構遅いので、下手すると、あの頃のPCよりも遅いかも・・・。
古いPCを楽しみたければやはりエミュレーターのほうが良いかもしれません。